コインチェックの仮想通貨XEM(ネム)流出について多くの人が勘違いしている事

またまた、ウォーターサーバーとは関係のない仮想通貨ネタです。

仮想通貨取引所のコインチェックが580億円相当のxemという通過をハッキング・流出されワイドショーやネットニュースは大騒ぎです。
くまおさんはコインチェックに入金していなかった為セーフでした。
資産の分散を考えないと本当に怖いな・・・と考えさせられました。

さて、ワイドショーでは、みんなでよってたかって袋叩きです。この現象は、あの時とよく似ています。

そう、マウントゴックス破綻の騒動です。
良く知らない方の為に説明すると、マウントゴックス(Mt.Gox)とは過去に存在していた、ビットコイン取引所大手で渋谷に事務所を構えていました。
ハッキング等の被害や様々な問題から2014年に事業を停止し、破綻しています。
髪の乱れたぽっちゃり外国人が会見していたのをワイドショーを通して見た記憶があります。
それにより、当時マウントゴックスに資産を持っていた人は、資金を引き出せなくなり、仮想通貨界隈ではお金を引き出せない事を「ゴックスする」などと言うようになりました。
その当時、日本では代表的な仮想通貨であるビットコインは散々たたかれ仮想通貨=あやしいというイメージが定着しました。
しかし、上記問題はマウントゴックスがやらかしただけであり、ビットコイン自体の価値を毀損するものではなかった為、世界各国ではその後も仮想通貨の価格が上昇していました。
イメージとしてはこんな感じです。

■マウントゴックス=〇〇銀行
■ビットコイン=日本円

マウントゴックス銀行が強盗に入られて、日本円を盗まれたという話と同じです。この場合、「日本円は危ない」という事にはあまりならないと思います。
しかし当時は不思議なことに、ビットコインは危ないという世論が形成されていました。

そこで今回のコインチェックの例を見てみましょう。
こちらも基本的にはマウントゴックスの時と同じ状況です。

■コインチェック=〇〇銀行
■XEM(ネム)=日本円

セキュリティの甘いコインチェック銀行に強盗が入り、日本円が大量に盗まれた。
しかもその銀行はタレントの出川哲郎さんを起用し、大量にテレビCMを流していた。
故に被害者の数もとても多くなり、金融庁が業務改善命令をだした。

社長もまだ若く、若い成功者はなんとなく気に入らない。

上記内容を見ていただくと、今回の流出問題に関しても仮想通貨が悪いわけではなく、取引所がやらかしただけであるという事が良くわかります。
しかし、マスコミはここぞとばかりに「仮想通貨=やっぱり怪しい」という構図をどうしても作りたいらしく、危機感を煽っています。
コメンテーターの発言も批判的なものばかりですね。
ネットでは波に乗り遅れた人が憂さ晴らしに仮想通貨批判を繰り返しています。

仮想通貨が叩かれるのは良くわかります。
ほんの数ヶ月で何百倍にも資産が膨れ上がる事が日常的に発生し、数十万円投資していた若者が突然億万長者になったりしている光景をテレビやネットなどで見聞きすると、嫉妬心も発生するでしょう。
お店などを起業するよりもよっぽどリスクが少なく資産を膨らませることが出来たわかですから、認めたくない気持ちも良くわかります。

仮想通貨は逆張りが基本です。みんなが怖がって逃げ出す、批判している時こそ買い場です。

マウントゴックス騒動と同じデジャブなので、気にせずに投資しましょう。
ちなみに、投資や投機は自己責任でお願いします。弾ける可能性も十分にありますので。

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