ウォーターサーバー業界はこれからまだまだ伸びる

ウォーターサーバー業界はこれからまだまだ伸びると思います。
何故なら普及率が5%程度だからです。
上手く行けば15%位まで伸びるのではないか?というのがくまおさんの見立てです。

「じゃあ、就職しても大丈夫ですね!」
「では、代理店参入しても大丈夫ですね!」

と安易に考えてはいけません。どのメーカーも無条件に伸びるとは言っていませんから。

少し前書き。
くまおさんはウォーターサーバー業界の未来については楽観的です。ウォーターサーバーはとても便利だし、価格も手頃でユーザビリティの高いサービスだと考えています。
ただ、この事業に関わる人が幸せになるかどうかは別の話。利益率のさほど高くないブルカラーの事業なので幹部以外はなかなか幸せになれないビジネスだろうと認識しています。(※金銭的な話です)
事業運営者側から考える場合と、従業員として働く場合では見える側面が異なります。今回の記事は従業員側からの目線で記事を書きたいと思います。

現時点で最も勢いがあるのはコスモウォーターです。ただ、2015年にオリックスが買収してから案の定、新しいことが一切行われなくなりました。その為、今後成長スピードは鈍化すると思います。

いま伸び盛りなのはフレシャスとプレミアムウォーターです。
ただしこのメーカーにもこれから想定される不安点があります。

ではフレシャスから考えてみます。
フレシャスのウィークポイントはズバリ「au」です。
あくまでもくまおさんが考えるポイントなので、関係者の方怒らないでください。

今現在のフレシャスの快進撃の要因は間違いないく「au」です。
auと資本提携することでauショップでの販促が激ハマりしています。

でもね・・・ウォーターサーバーって本来auが売りたいものとは路線が少し違うと思うのです。
いままでauがショップで売っていたものは、形のないストック商材だったと認識しています。携帯電話は受話器こそ形がありますがサービスには形がありませんし、消費しようがしまいが費用が発生します。
いま必至になって売っているau電気も形はありません。レ点営業しているアプリ等も形はないものです。

ところがウォーターサーバーには形があり、消費しないとならない商品であり、毎月安定して消費されるかどうかは消費者の属性にかなり影響されるという商品です。形のない商品は販売対象を間違えても、相手のリテラシーが低ければそのまま消費され続けます。
しかしウォーターサーバーの場合、例えば・・・大学生にウォーターサーバー契約をさせたとしても、実際の優良顧客とはならずしばらくすると不良顧客化します。
まだ、その影響は軽微かもしれませんが今後間違いなく社内問題化すると思います。

不良顧客化するだけであれば良いのですが、ウォーターサーバーという形あるマシンが存在するためこれらが足かせとなり、間も無く大量の返却サーバー処理に四苦八苦することになるでしょう。フレシャスのウォーターサーバーは汎用性のない独自デザインなので流用はできず、倉庫の保管代金だけでもかなりの金額が消費されることが想定されます。

実際にauショップで販売している窓口のお兄さんお姉さんたちは、そこまで考えてはいないでしょうし、FC会社組織の一員として販売ノルマやプレッシャーをかけられながらコミッションの為に販売していると思います。それは褒められることではありませんが、組織人としては当然のことです。

でね・・・これだけの背景があるので3年後にひととおり焼き畑農業をし終わった後にどうなるか・・・という不安がありますよね。携帯ショップには新しい年齢層顧客が定期的に追加されてくると思うのですが、例えば3年後に現在と同じような販促方法が許されるのかどうかというと、許されないと思います。
なぜなら、現在の販促方法でフレシャスとauは在庫とキャンセルの嵐を体験しその苦い経験を繰り返さない為に所定の年齢層や収入層への販促を禁止するだろうからです。

フレシャスはauと資本提携をしてからウェブ販促に一定の距離を置いています。販促経費をauショップに集中しているのだと感じられます。これが将来的な不安要素です。
肌感覚としてアフィリエイター離れが起こっていると感じます。

auショップでの販促が将来手詰まったときに、ウェブ販促に軸足を戻そうとしても、大量のアフィリエイターが離れた後なので現在と同じような影響力を発揮するのは簡単なことではないでしょう。その間に別のメーカーが色々と仕込むと思いますでの同じポジションでの復活は大変です。

中期的に見たときに、auショップを中心とした現場セールスとウェブ販促のどちらが生き残るのかは現時点では判断できないのでどちらが正しいという事も言えないのですが・・・そういった不安があるのがフレシャスです。

では続きまして、プレミアムウォーターの今後について考察したいと思います。
くまおさんの感覚では最も伸びそうなのがプレミアムウォーターです。

「じゃあ、プレミアムウォーターに就職だ!」と考えた人。ちょっと落ち着いて。

就職するならそれ相応の覚悟を決めてから就職しましょう。この会社は光通信の傘下にあり、想像ですが・・・イケイケの営業会社だと思います。

まず、全体として把握していなければならないのがウォーターサーバー事業に従事してもある一定のポジションになるまでは特別なビジネススキルは身に付かないという事です。
ブルーカラーの仕事なので、作業は誰にでもできる作業です。

上記を踏まえた上で、ウォーターサーバー会社に入社したら「出世」を目指す必要があります。
プレミアムウォーターは平均年齢の若い会社なのであなたの実力次第では、とんとん拍子で出世する事も可能かもしれません。しかしその過程ではほとんどの人間が脱落するという事をお忘れなく。

気合根性愛と勇気のある人であれば、上昇志向の強い会社でも生き残ってゆけますし、給与面でも優遇されます。しかしほとんどの人は脱落せざるを得ない環境だと言えるでしょう。

とはいえ、プレミアムウォーターは今後伸びそうなウォーターサーバーメーカーの筆頭です。
現場セールス力と新人調達能力が他社に比べてずば抜けて高く、光通信系のリスト管理から発生する収益をウォーターサーバー獲得経費にカウントできるという強みのある販売組織です。
ウォーターサーバーメーカーは数多く存在しますが、顧客属性を一番把握できているのがこの光通信系のグループです。

各社の販促施策を見ていると、フレシャスを除く全てのメーカーが子育て世代のファミリー層をターゲットにしています。
しかし、その子育て世代のファミリー層のペルソナを実情よりも裕福でリテラシーの高い層として設定しており、実情とのずれがあります。ところがプレミアムウォーターは実情に最も近いペルソナを想定しており、なお且つペルソナとは全く関係ない、「セールスに弱い顧客層」もターゲット選定している為に他社よりも効率的に顧客獲得をしています。

勘違いしてほしくないのですが、ここでいう効率的というのはあくまでもセールス上での効率的という意味であり、ベースは人海戦術だと考えて下さい。一般的に考えられている効率的という概念とは少々異なります。

セールスマンは疲弊しますが、新人を湯水のごとく投下する事で獲得ベースを落とさない高度なアナログ作戦です。

では現在の業界1位2位のクリクラとアクアクララはどうでしょうか?
この2社は先日業務提携を発表しています。しかしその後特にアクションはないので、今後も大したアクションはないでしょう。

特にアクアクララに関しては数年前からじり貧状態で、その状況は業界内でもうわさになっていました。
元々がガス会社であり上層部がそれらの事業出身者なのでウェブ全盛期の市場環境では今後の伸びは期待できないでしょう。

一方クリクラは業界内での影響力は依然として強いものの、顧客増加がいまいちです。
リターナブルとして行き詰まりを感じており、ここ数年間目立った動きも無く今後もなさそうです。
クリクラは上場企業なので決算が公開されていますが、ずっと右肩下がりの業績なので遠くない未来に上層部の入替がありそうな気がします。その期に及んで現場営業強化を言い続けるならば・・・プレミアムウォーターに食われるでしょう。

という事で各社の不安要素ばかりを書いてしまいましたが、現在新規顧客の多くはコスモウォーターとフレシャスに流れています。業界全体では顧客数は増加しておりまだまだ伸びてゆくと思います。
震災後の数年はインターネット販促が上手な会社が大成功を収めました。この傾向はまだしばらく続くと考えられます。ですからリターナブルメーカーにとってはまだまだ冬の時期が続きます。

ウォーターサーバー業界は成長期ではありますが、事業自体が単純なので上層部のイノベーションが起こりにくく出世もしにくい業界です。また、末端従業員は特別なビジネススキルを習得する事も出来ないので、その会社で勝ち上がってゆくという強い意識を持っていないならば安易に就職する事はお勧めしません。

もう先行者利益を得られる業界ではないので、就職や代理店参入に関しては慎重に検討しましょう。

どの業界も似たようなものかもしれませんが、がっつり努力出来るならば就職OKです。

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