ウォーターサーバー事業への参入を検討する業種

ウォーターサーバー事業への参入を検討する業種というのは大体、限られています。
くまおさん、しばらく記事の更新をしていなかったので久しぶりにそんな事について書いてみたいと思います。

まず、ワンウェイとツーウェイで参入業者の傾向が異なります。
現在勢いがあるワンウェイから考えてみましょう。

ワンウェイの場合最も多い参入事業者形態はウェブ系企業です。
光通信系などの回線代理店事業者が多い印象です。フレッツ等の光回線の営業は一時期に比べて代理店コミッションが低下傾向にあります。というかかなり低下しています。
そこで、同じメンバーで営業することができ伸び盛り?のウォーターサーバー事業に参入を検討するという流れです。
ワンウェイのウォーターサーバー事業は参入障壁がほとんどありません。仕事内容は顧客獲得のみであり配送や在庫ストックは発生しないので参入しやすいという特徴があります。
また、ほぼすべてのメーカーで契約金等は徴収されないので副業としてスタートする会社も多いようです。

太陽光発電の訪問販売の会社が従業員の当て先として参入するケースもあります。
この場合も倉庫や配送車が必要ないということが大きな参入ポイントです。
ただ、あまりうまくゆかないことが多いですね。

そして何よりワンウェイはアフィリエイト代理店がとても多いです。
これは法人で実施している事もあれば、個人でウェブサイトを制作して宣伝する方も多いです。詳しい比率はわかりませんが、現在ではワンウェイは現場営業よりもウェブ獲得のほうが多いかもしれません。
ネット上に無数の代理店が日本全国に存在するのがワンウェイの強みです。

ワンウェイに関しては「副業的に試しに参入」というものが多いですね。

ではツーウェイはどんな会社が参入するのでしょうか?

ワンウェイとは少し業種が異なります。当然重複するところもあるのですが・・・。
一番多いのが建設業です。意外に思われるかもしれませんが、理由は単純です。

最も法人数が多い業種だからです。
ですから業種内の比率でいうと少ないのかもしれませんが絶対数としては多くなります。
そして、この建設業ですが景気が悪い時ほど参入が増える傾向があります。

建設業は国の景気対策に利用されることが多い業界です。
これら業界の景気が悪くなると経営者は景気が悪い時に対応できる事業の検討を開始します。
なぜなら、建築は景気が悪くなるとモロに影響を受けるからです。
そこでストックビジネスという業種に目を向けます。一度顧客獲得をするとその顧客が継続課金してくれるサービスを指します。

建設業はフロービジネスのなので、安定的な売り上げを立てにくい業種です。
そこで安定売り上げ事業を模索するというのが建設業オーナーの思考パターンです。

しかし母体企業が建設業ですからネットなどのサービス展開は難しい為、ローテクのストックビジネスを検討します。その際に候補に挙がるのが下記です。

・新聞販売
・牛乳販売
・ダストコントール(ダスキン・リースキン等)
・携帯電話
・LPガス
・電気

等々です。ところが実際に新参者が参入できるストックビジネスは限られています。
新聞や牛乳はストックビジネスとして長年利益を上げている業界ですが、これらには強固なエリア制や営業権の問題があり新規参入はほとんど出来ません。
ダトコンも同じような状態です。

そして何よりも、事業が古い為、すでに成熟期を超え衰退期に入っている感が否めません。

携帯販売店とキャリアの差がありますが、キャリアになるのは無理ですね(笑)
販売店でも一定の継続報酬があるようですが、売り上げの多くは獲得フィーとなる為これも結局フロービジネスであり、ストックビジネスではありません。
LPガスや電気などのインフラビジネスは新規参入というのはなかなか考えにくい業種です。

そんな中、ウォーターサーバーは参入障壁もそこまで高くなく、金額も少額であり、震災後に急伸した業界ということもありまだ市場に余地があります。そしてイメージも悪くない事業なので十分に参入の検討ができる業種ということになります。

その他、ウォーターサーバーの参入を検討する企業は、新聞販売店、牛乳販売店、LPガス販売店、ガソリンスタンド運営会社、ダスコン業者、宅配弁当業者、自販機ベンダー、運送業者、OA機器レンタル、建機リース、宅配寿司等々といった感じでしょうか。

全体としては斜陽産業が多いです。ウォーターサーバーは一般的なフランチャイズに比べて参入の際に必要な資金が少なく済みます。店舗型の飲食店などでは数千万円~資金が必要になるのでそれに比べると圧倒的に少ない資金で参入できます。

ではこれらの企業がウォーターサーバー事業で成功するのかというと・・・9割方はあまり成功しません。
うん・・・新規事業は難しいですね。
ウォーターサーバーに限らず様々な業種に言えることですが新規事業は大変です。

くまおさんが言えるポイントとしては、もしあなたが参入を検討している経営者だとするならば、
「本業とかけ離れている価格帯の商品を扱うと失敗する」という事を頭の片隅に入れておいてください。

建設業のセールスマンはほとんどの場合において、少額であるウォーターサーバーを連日売り続けるという営業活動をすることは困難です。これは能力の問題ではなく習慣や会社組織、給与体系の問題なので解決は難しいです。
もしも本業と価格帯が離れていてもウォーターサーバー事業に参入したいのであれば、下記3点を守る事をお勧めします。

1.事業責任者は社長が兼任
2.本業のトップセールスマンを配置
3.その他従業員は新規入社で調達

上記3点が実施できない場合は参入しないことをお勧めします。
よーーーく考えてみてください。

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